4月号TOP COLUMNの補稿

先週の『社会』について書いた原稿が4月号TOP COLUMNの補稿のようなものになるんですけど、『社会』にこだわりすぎてしまったきらいがあるので、改めて補稿を用意することにしました。
 
日工組における「内規」と「申し合わせ」の違いなんて、組合内の決めごとですから、どちらでもいいんですよ。なんで「申し合わせ」にしたのかといえば、内規より緩やかに対応できるからでしょうね。
 
いささか強引ですが、パチンコ機の開発製造をめぐる取り決めを構造的に示すと、こんな感じになります。
「風営適正化法 > 遊技機規則 > 日工組内規 > 日工組申し合わせ」
 
つまり、規則より下位に内規と申し合わせがあります。当たり前ですけど、内規は、建前は日工組で決めた体になってますが、行政の意向が反映されているのは誰でも分かってますね。でも重要なのは、内規の範囲で開発して保通協に申請すれば、基本的には問題なく適合することができるということです。
 
それに対して、パチスロ機はどうかというと、こんな感じ。
 「風営適正化法 > 遊技機規則」
 
見て分かる通り、規則以下がありません。日電協には正式な内規がないので(紳士協定的なのはあるみたいだけど)、クッションがなくていきなり規則との対峙することになります。だから、各メーカーとも規則ギリギリで開発することになった結果として、規則をはみ出す遊技機が登場→型式試験を適合できない遊技機続出→適合率が下がって行政が怒る、という一連の流れが出来上がってしまっているんですね。
 
依存問題への対応はこれからが勝負で、カジノ法案に関する国会での議論が長引けば長引くほど、業界が巻き込まれていく時間も長くなります。でも、遊技機規則を変更させることだけは避けないと、大変なことになりますよ。ということは、内規とかが重要な役割を果たしているんじゃないですかね。
 
とまあ、4月なんだから1日にエイプリルフールなネタでも書けばよかったなあと、いまさらながら悔やんでいるのでした。

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