2024.10.21

人材を平等に評価すること 人事を納得してもらうことが重要

スポーツ観戦をしていて心を揺さぶられるのはよくあることです。ボクシングの井上尚弥選手のKOに拍手喝采したり、応援しているプロ野球チームの優勝にガッツポーズをしたりといったことは、誰しも経験があるのではないでしょうか。

一方で、勝者ではなく、敗者の姿に思わずジーンとなるのもよくある話。今夏は、パリ五輪の柔道で一本負けをした阿部詩選手の号泣シーンや、バタフライの準決勝で敗れた池江璃花子選手の「頑張ってきた分だけ無駄だったのかな…」という涙ながらのコメントに、もらい泣きした人もいたに違いありません。

本人は、結果を残せなかった試合やレース後、絶望感にさいなまれているはず。心が折れてしまっているかもしれません。傷の深さは本人にしかわかりませんが、心中は察するに余りあります。

さて、今回ピックアップするのは、ホール企業で昇進という結果を残せなかった人材の内面と、会社側の対応についてです。「自分が人材側であれば、どんな気持ちになったか」と想像しながら、読み進めていただけたらと思います。

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