2025.6.2

小説より奇なる後継者問題 解決の糸口は会社の方針にあり

イギリスの女性推理作家、アガサ・クリスティをご存知でしょうか。推理小説が好きになり、自分も書きたいと思うようになったものの、姉から「書けるわけがない」と言われて反発し、『スタイルズ荘の怪事件』を書き上げたそうです。その6年後に発表された『アクロイド殺し』がヒットしたことで、一躍有名に。

映画化されたものも多く、『オリエント急行殺人事件』や『ナイル殺人事件』などは日本でも大ヒットしました。こちらで知っている人も多いことでしょう。

さて、当業界では近頃、怪事件が発生しています。それが後継者問題。オーナーではなく、営業部長や人事の責任者といった会社の中軸をバトンタッチ出来る後継者が『そして誰もいなくなった』というのです。今回は、このあたりを考察してみたいと思います。

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