読者の皆さま、サイバー(こんにちは)！ 
前回は私が目指す「サイバー=80年代のSF作品にみられた近未来像」のエッセンスが詰まった広告を仕分けさせていただきました。今回は遊技通信のバックナンバーの中から設備機器の広告に注目。その中から『光り物=ランプ類』を仕分け（ご紹介）させていただきます！

【何かを彷彿とさせる？昔の呼び出しランプ】
パチンコ店内・店外にはたくさんの光り物がありますが、今回は遊技台の上に設置されているスタッフさん用の呼び出しランプ(表示ランプ)と、店内の島端に設置されており、スタッフさんに遊技台の状況をお知らせする代表ランプの広告を仕分けさせていただきます。
さっそく1枚目ですがライト類がLEDに切り替わってきた時期なのでしょうか。いきなりサイバーを感じるランプデザインとなっております。

LED=ウルトラ超高輝度で幻想的なパフォーマンス/耐久性＝LEDの耐用年数は半永久的と、期待値の高さがうかがえる煽り文句です(笑)。昔の表示ランプは赤、オレンジ系で四角いものが多く、今見るとレトロサイバーで可愛い感じがしますね。この呼び出しランプを見ていると色のせいか、昔流行したというフラッシャー付き自転車を思い出します(もしかして私だけ？)

713番の＜マリーナ＞の色合いはちょっと他と違い少し現代に通じる新しさを感じさせますが、当時は売れたのでしょうか…？

変わったデザインの表示ランプ。どれも商品名が素敵で、名前とデザインを比べてみるとなるほどなぁ…と納得してしまいますね。＜ギンガ＞などは「ウルトラマン」っぽさを感じます。

＜ハーモニー＞と姉妹品の＜プラズマ＞はフォルムに丸みがでてきており、新しいデザインへ移行してきた時期のものなのかと推測。

こちらの＜トップフラッグ＞は、大当たりが発生するとセンサーが働きプレートが前に飛び出すというもの。実際どんな動きだったのでしょうか？

【斬新なデザインが多い代表ランプ】

呼び出しランプと違い、こちらは個性的なものが多い代表ランプ。サイバーを感じさせる近未来的なデザインですね！
宇宙空間をイメージしたという＜URBAN(宇宙空間なのにアーバン？）＞などはとても面白いデザインで、実際どんな光り方をしたのか気になります。＜シティートップ＞はシンプルな四角いデザインですがよく見るとランプの根本部分の曲がり方にこだわりを感じます。

ランプ類などはネットで検索すると進化した現行型がたくさん出てきます。新旧のデザインの違いがとてもサイバーで面白いと思いますので興味のある方は是非調べてみてくださいね！それでは次回もサイバー仕分けでお会いしましょう！

＜プロフィール＞
大阪生まれ、現在はネオサイタマ在住のアーティスト。
日本のモノや文化を独自の解釈で再構築し、『サイバー』な日本を目指す作品づくりと表現を行なっている。
虚構イメージと現実の境を無くし、現実世界を我々が想像していた理想の未来に近づける「日本サイバー化促進活動」を推進。2020年にネオン管による『セオイネオン』を考案・制作し、世界で初めて本物のネオンを身につけた人になる。
現在は遊技機のデザイン業を営む傍ら、DJをはじめ国内外のメディア取材、TVやイベント出演などとにかく多方面で活動中。またネオンアートが集結する「大ネオン展」アンバサダーを務める。

【要CHECK!! サイバーおかん出演予定イベント】※イベント開催については事前の確認をお願いいたします
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◆11/15(金)サイバーおかん+BLANC=CHANG二人会@そば処平井(蔵前)

◆11/16(土)mo’F@恵比寿ENJOY↑HOUSE

◆11/24(日)SSDJ FESTIVAL(SENGOKU SLOT DJ FESTIVAL@シューティング&パチスロバーSENGOKU (秋葉原)

◆11/29(金)サイバーおかんwith電脳会館　史上最大の作戦！忘年パーティー@浅草STELLA(浅草)

◆11/30(土)DJ道vol.21 @オルガンバー(渋谷)

◆12/1(日)首都圏店舗交流異種格闘技戦〜B2B編〜@元オムチャントーン(人形町)

◆12/8(日)ハイカロリーフェス@上野恩賜公園

◆12/14(土)アキハバライブ@アニソンカフェ&バー雷神3F(秋葉原)