2022.11.4

【地域レポート】川越 駅前大型商店街に4店舗が営業「Nクラウン」の2店舗が強固な基盤

都心から30キロメートルの首都圏に位置する埼玉県川越市はベッドタウンでありながら、明治時代の蔵造り商家が今も残り、その文化的風情は「小江戸」とも呼ばれ、多くの観光客が訪れるエリアだ。市内の人口は約35万人で、県内ではさいたま市、川口市に次ぐ多さを誇る。交通アクセスはJR川越線、東武東上線が乗り入れ、一日の平均乗降者数はおよそ16万人。これに少し離れた西武新宿線の本川越駅の乗降者数3万8000人を加えると20万人近くに上る。

ホール営業ではその高い市場性を背景に、1990年代から2000年まで多くのホールで賑わいを見せていた。特に、川越駅付近と、そこから1・2キロ北に伸びるメイン商店街「クレアモール」沿いには10店舗のパチンコ・パチスロ店が点在。盛況を極めた。「累計では18店舗だったが同時に営業していたホールは10店舗ほど。それでも商店街をメインに非常に活気のある地域だったし、駅西口の店も含めてどの店も一定の稼動を保っていた」と、話すのは以前同地で営業を担当していたというホール関係者だ。

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