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深刻な若年層のパチンコ離れ 「2人に1人」から「10人に1人」
社会生活基本調査の結果を深堀りすると、今の業界が置かれている状況がさらに深刻なものであることが窺える。特に気になるのが若年層の動向だ。20代男性のパチンコ行動率は、平成3年調査では50%を突破。1年を通して1回でもパチンコをしたことがある人は、2人に1人という高い割合になっている。が、その後はその比率がどんどん低下。直近の令和3年調査では20代前半で13.4%、20代後半となると9.4%にまで下落している。「2人に1人」が30年が経って「10人に1人」まで落ちこんだということだ。もともとが高い比率ではなかった女性層も同様だ。20代前半の女性は30年前は23.8%だったのが2.8%に、20代後半で18.9%だったのが4.0%にまで減っている(図表3)。
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