【特集】ウィズコロナ時代の対応レベルを上げる喫煙ブースの付加アイテム

  • 2020/11/13

今年4月の改正健康増進法施行に間に合わせることを優先して、室内の快適さや運用効率など完全でないまま喫煙ブースを設置したところも多いのではないだろうか。その後はコロナ禍で感染症対策を優先せざるをえず、分煙対策の整備まで手が回らない状況になった。現在も喫煙ブースは3密回避の観点から利用制限をかけて運用されているが、ブース内の感染症対策も新たな課題として出てきている。また、コロナ前の稼動に戻るのに伴って喫煙ブースの利用率も上がるため、ブース内はタバコの煙や臭いがこもりやすくなるほか、そう頻繁に清掃作業ができない排気ダクトにはタバコのヤニや臭いがこびりつき、当初の想定以上に臭い対策に手を打たなければならなくなっている。

また、現在も喫煙ブースは3密回避から利用人数を制限して運用されているが、もちろんブース内も感染症対策に取り組まなければならない。コロナ禍の影響や今後の旧規則機撤去の対応を考えるとなかなか設備投資が難しい状況だが、これまで棚上げにしていた喫煙ブースの課題にそろそろ目を向けるべき時期にきている。例えばブース内に置く灰皿だが、従来の水で消火するスタンド灰皿の場合、廃液が悪臭のもとになり、灰皿清掃の作業負担も増えるため、現在も無水式の吸殻自動回収灰皿に一定のニーズがあるという。また、脱臭・除菌に効果のある塗布剤施工や空気清浄機を取り入れ、利用客の安全・安心や快適性の課題を解決しようとする動きもある。ここでは、喫煙ブースの臭い対策、感染症対策、運用の効率化、利用者満足といった課題解決に役立つ付加アイテムをいくつか紹介したい。

 

光触媒で喫煙ブース内を完全抗菌!

「スプレータイプの光触媒施工」

お問い合わせ ㈱ポッシブル 03-5927-1523 https://possible.business

スプレータイプで誰でも簡単に施工できる。抗菌効果は長期間にわたって持続する

光触媒は二酸化チタンを主成分としたコーティング剤のひとつ。実際に光触媒による抗菌対策はコロナ禍で需要が膨らんでいる。壁面などモノの表面に塗布すると、蛍光灯などの光照射で酸化還元反応が起こり、表面に付着した菌やウイルスを強力な酸化力で除去する。

一度コーディングすれば数年間にわたって高い抗菌効果を発揮する「恒久性」が大きな特徴。これまでの光触媒は太陽光のみでしか酸化還元反応が起きなかったが、現在は紫外線を含まない蛍光灯の光を照射するだけで感染性ウイルスを大幅に不活化できるようになったため、空港や病院など多くの屋内外公共施設で採用され、優れた除菌・抗菌・脱臭作用が確認されている。

ポッシブルでは、この光触媒をホール店舗に活用。スプレータイプにしたことで、スタッフでも簡単に短時間での施工を可能にした。専門業者に依頼する必要がなく、低価格で全館を施工できるのも特徴だ。一度吹き付けて6時間ほど放置すると強固にコーティングされ、しかも一度のコーティングで有害物質を繰り返し除去するため、抗菌効果は数年間持続する。また、遊技機のハンドルやレバーにコーティングすれば、従来のアルコールや次亜塩素酸のように遊技客が離席するたびに消毒作業をする必要もなくす。なお、東京工業大学など国内研究グループが、このほど初めて可視光応答形光触媒材料による新型コロナウイルスの不活化を確認。その不活化条件を実験的に示したことで、光触媒による抗ウイルス効果が学問的に示されている。

 

業界初! 壁掛けタイプもラインナップ

無水式自動消火灰皿「J-TPOTシリーズ」

お問い合わせ JCMシステムズ㈱ 03-5962-3750  https://www.jcm-systems.co.jp/

壁掛け用モデル

スタンド用ハイエンドモデル

2本のベルト回転で吸殻を押して潰してズラし、無酸素状態にして完全消火。万一の場合も補助ローラーで消火する「自動消火ユニット」を内蔵した無水式自動消火灰皿。吸殻を回収袋に直接収納して一般ゴミで処分でき、清掃業務のコストと作業負担を低減する。業界初の壁掛け用コンパクトモデル(回収容量400〜500本)とスタンド用ハイエンドモデル(回収容量2500本。3500〜4000本に増量可)をラインナップ。サイズは壁掛け用モデルがW240×D145×H400㎜、スタンド用ハイエンドモデルがW275×D275×H860㎜。

 

ブース内のニオイ対策&清掃回収作業を軽減!

水なし消火システム ゼロウォーターシステム 喫煙カウンター「スモカ」/喫煙スタンド「スモス」

お問い合わせ ㈲アメニックス 03-5992-4042 https://www.amenixjpn.com

喫煙スタンド「スモス」。標準パッケージ(左)とハイグレードオーダー(右)

喫煙カウンター「スモカ」。標準パッケージ(上)とハイグレードオーダー(下)

タバコ消火用の廃液が放つ悪臭を根絶し、スタッフの清掃回収作業の負担も軽減する無水消火システム「ゼロウォーターシステム」を採用した喫煙スタンドと喫煙カウンター。ゼロウォーターシステムは、2つの吸熱ゴムローラーによる「押す・潰す・ずらす」の流れで無酸素状態をつくり出し、吸殻の残り火を完全に消火する仕組み。回収ボックスには約1000本もの吸殻を収納し、回収された吸殻は一般ゴミとして処分できる。また異物混入も、2つの吸熱ゴムローラーの回転速度の違いからエアポケットがないため、異物も回収ボックスにそのまま搬送される。なお、喫煙カウンター「スモカ」は壁面設置で狭いスペースの有効活用が可能。吸い殻の搬送部にドライ式スクリューを採用し、2枚羽根スクリューで高速搬送を実現する。

 

喫煙ブースの除菌・脱臭に威力を発揮!

人感式オゾン脱臭除菌機「エアフィーノ」

お問い合わせ ㈲アメニックス 03-5992-4042 https://www.amenixjpn.com

喫煙ブースの除菌・脱臭に効果的な人感式オゾン脱臭・除菌機。空気中の浮遊ウイルスをオゾンで抑制し、高い除菌力を発揮する。脱臭性能も、オゾンが分子レベルで酸素と無臭成分に分解するため安全で根本的な効果をもたらす。信頼性の高い高性能オゾナイザを搭載し、安定的にオゾンを生成。人感センサーによるオゾン量の調整により、安心・安全に運用できる。

なお、奈良県立医科大学等により、オゾンによる新型コロナウイルスの不活化が確認されている。

 

不十分な分煙対策による稼動ロスを軽減!

喫煙ブース用デジタルサイネージ「DiSMO」

お問い合わせ ダイコク電機㈱ 各支店・営業所まで https://www.daikoku.co.jp

喫煙ブース内に設置するデジタルサイネージ。ダイコク電機の大型ランプや台間ユニットに搭載される「ちょっと離席」と連動させることにより、各台の離席経過時間を一覧表示するのが主な機能だ。離席可能時間を過ぎた台には、時間経過を知らせるメッセージも表示し、遊技再開を促すことができる。喫煙で離席した際の稼動低下を最小限にし、スタッフの確認作業の手間も省ける。

 

 

分煙スペースで強力な集塵効果を発揮!

「スカイフレッシュ 分煙関連機器」

お問い合わせ ㈱J.G.コーポレーション 03-5769-3033 http://www.jgco.co.jp

「床置形 FJ256A」

分煙カウンタ「FJY200ELF」「FJY201EHO」

「壁掛・卓上形 FJ104/FJ52シリーズ」

集塵効果の高い2段荷電方式を採用した空気清浄機「スカイフレッシュ」。タバコの煙はもちろん、塵や埃を粒子レベルで逃さない強力な集塵性能を発揮する。分煙スペースの空気対策に役立つ「壁掛・卓上形 FJ104/FJ52シリーズ」「床置形 FJ256A」「分煙カウンタ FJY200ELF/FJY201EHO」を用意し、床置形とも人体検知センサによる省エネ自動運転機能付き。

「壁掛・卓上形」は、使用場所に応じて吹出口の上下を変更可能。設置場所を選ばない取付用補助部品(オプション)を用意し、サイズは700×515×215㎜。

「床置形」は、奥行き300㎜のスリムボディ、置くだけの簡単設計。省スペースで大きな空気清浄能力を発揮する。630×1658×300㎜。分煙カウンタは、天板・カウンタトップをアレンジ自在。省スペースと強力な集塵力を兼ね備えた実力機。1100×1076×600㎜。

 

ブース内に設置できるコンパクトチェア

「スワレール」

お問い合わせ ㈱光新星 072-873-2300(代) https://www.hikarishinsei.co.jp

喫煙ブースなどの省スペースでも設置できるコンパクト設計のイス。安心・安全・高品質の純日本製。クッション素材には優れた耐久性・耐摩耗性をもつインテグラルスキンフォームを採用した。シングル、ダブルの2パターンのサイズを用意。通常はアンカー工事が必要だが、別売の置き型ベースを使用すれば、工事なしで簡単に設置することもできる。

シングル(815×750㎜)とダブル(1315×750㎜)

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