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- パック・エックス イノベーションが新規事業「PSC支援制度」をスタート
新卒で入社した場合、40代は定年までの折り返し地点で定年退職が目標とされた時代もあったが、今は「人生100年時代」と言われている。
人口のボリュームゾーンとして突出している「団塊ジュニア世代」が続々と50代に突入しており、早期退職後や定年退職後も活動的に過ごしたいと望む人が増えているため、パチンコ業界においても従業員の不安を解消するセカンドキャリア支援は欠かせないものになっている。
こうした背景を受けて、パチンコホール総合サポート企業のパック・エックス イノベーションが、ホール企業で働く人のセカンドキャリアを支援する「PSC(パチンコセカンドキャリア)支援制度」をスタートさせた。
パック・エックス イノベーション執行役員の吉松真氏は、「近年、ホール企業オーナーから社員のセカンドキャリアに関する悩み相談が増えている」という。「20代や30代向けの教育制度はあるが40代や50代向けの教育制度はなく、また、自身のキャリアと向き合う機会もないに等しい」とし「会社が制度として40代や50代のキャリアデザインを行うことで社員の活性化に繋がり、より強い組織に生まれ変わるはずだ」と述べる。
PSC支援制度は、40代から50代のキャリアップとキャリアチェンジを会社が責任を持ってサポートする制度。「株式会社Bagus(バグース)」「萬.COl(ヨロズ ドント コイ)」の2社と提携し、会社の制度として誰でも受けられる「PSCキャリアデザインセミナー」を開催する。自身がどうありたいのかという視点と組織からの期待や外部環境の動向を踏まえ、スキル・興味・価値観などの自己認知と現在と将来のキャリアについて考え、目指す姿への行動につなげていけるという。
受講者は、キャリア相談と社内人事評価を連携させた「キャリアアップコース」と会社公認の独立や転職活動を支援する「キャリアチェンジコース」から希望のプランを選択し、今後の展望や自分の将来像に合わせた個別カリキュラムをリアル・リモートのハイブリッドで1ヶ月から6ヶ月受講することができる。
大手パチンコホールや外食チェーンで人事総務の実務経験があるBagusの内田大介代表は、「私はパチンコが好きで、学生に業界の魅力や会社の魅力を伝えてながら採用活動を行ってきましたが、他業種への転職経験があります。新卒採用した人たちが店長・エリアマネージャーになり、40代を迎えたの後の転職やキャリアアップは厳しくなるという現実を目の当たりにしてきたので、PSCを通じて培ってきたノウハウをより多くの人と共有できればと思います」としている。
人事評価制度の構築や社内活性化企画を提案する萬.COlの坂本勝章代表は、「パチンコ業界で働いている社員で1番特徴的なのは、自分に何ができるかわからないという方が多いことです。セカンドキャリアというワードを聞くと、退職勧奨と捉える人もいると思いますが、PSCは従業員と企業の双方に損得無しで的確なアドバイスと教育環境を提供していきます」という。
これまで活躍してきた40代から50代の受け皿を作るためには、現業のスキルアップだけではなく、独立支援や転職活動のサポートも重要なテーマになってくるはずだ。PSC支援制度は、従業員と企業側の双方にメリットがあり、若手社員にとっても自身の目標や将来像を明確化するための指標になる。
「PSC支援制度」は、来期10月以降から本格始動する予定になっている。現在、この課題に関心がある「先駆けトライアル企業」
株式会社パック・エックス イノベーション
代表番号:03-5777-0361
担当者:吉松
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