一般社団法人余暇環境整備推進協議会（余暇進／佐藤正夫会長）は5月28日、都内港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイにおいて令和6年度定時社員総会を開催した。

開会にあたり警察庁生活安全局保安課の坂ノ上圭佑課長補佐から来賓挨拶が行われた。

余暇進の佐藤会長

議事に先立ち挨拶した佐藤会長は、昨年度を振り返り、積極的な広告宣伝活動への取り組みやスマート遊技機の普及等の変化が見られた一方、国内経済では物価上昇による国民生活の厳しい状況に懸念を示した。また、会是である業法の制定に向けた取り組みを推進しつつ、業界健全化のための他団体との協調活動等、各種事業を行っていく考えを示した。

総会は、令和5年度事業報告ならびに決算報告の件、理事選任の件、令和6年度事業計画案と予算案を審議し、すべて可決承認。このうち理事選任では、理事1名の辞任にともない吉村泰彦氏を選任した。

記念講演を行った株式会社田園プラザ川場の永井彰一代表取締役

総会終了後、記念講演として株式会社田園プラザ川場の永井彰一代表取締役を講師に迎え、同社が経営する道の駅「川場田園プラザ」の取り組みについて聴講した。川場田園プラザは2022年、2023年の「じゃらん：全国道の駅グランプリ」で1位を獲得。2022年の来場者数は約240万人と国内屈指の集客力のある道の駅として知られる。永井社長は、自身が社長就任後に進めた各種施策を紹介しつつ、地方創生と地域再生というテーマを踏まえた「進化と挑戦」について語った。