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- 全日遊連全国理事会 運送業務に関わる「2024年問題」への協議状況を報告
全日遊連は9月15日、都内港区の第一ホテル東京で全国理事会を開催し、終了後に記者会見を行った。
理事会では、新たな参与に鈴木宏氏(神奈川副理事長)を補充するとともに、同氏の機械対策委員会所属を承認。報告事項では、パチンコ・パチスロ依存問題への対応、ホールにおける広告宣伝への対応状況、運送業務に関わる「2024年問題」の対応に関する報告があった。
依存問題への対応は、全日遊連が毎年行っている「依存対策実施状況調査」を今年も継続し、11月末から12月初旬に調査結果を報告する予定となっている。広告宣伝については、「法令違反等と疑われる広告宣伝に関する情報提供システム」の運用状況等について報告。8月末時点における処理件数は110件で、このうち33件に是正勧告を実施したことが報告された。
「2024年問題」については、同問題に特化したプロジェクトチーム会議の活動状況を報告。阿部恭久理事長は、「ドライバー不足に加えて労働時間制限が加われば、新台をオープン前に納品できなくなる可能性がある。これを解消するためには、納品の前倒しや遊技機の混載、店外倉庫に納品する対策を検討する必要があるので、日工組、日電協、遊運協、行政とも協議していきたい」と述べた。
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