2022.5.26

回胴遊商総代会 業界内の結束力向上を推進

回胴遊商は5月24日、都内文京区の東京ドームホテルで令和4年度の通常総代会および組合大会を開催した。
 
総会冒頭の挨拶で大饗裕記理事長は、「今年8月を目処に中古流通のウェブ申請が始まる予定になっているが、中古機流通協議会の制度下での運用になることから、日電協や全日遊連の理解や協力も必要。引き続き業界内の結束力を高めて行きたい」と述べたほか、全日本遊技産業政治連盟が支援している木村義雄氏について「遊技産業のためにご尽力されている。業界団体が応援していこうと活動しているので、是非協力して欲しい」と語った。
 
行政講話では、警察庁保安課の小堀龍一郎課長の祝辞を同課の池田雄一課長補佐が代読。「旧規則機の経過措置期間がほぼ満了したが、順調に入替えが進んでいると聞いている。これもパチンコ・パチスロ21世紀会の決議の元でパチンコ営業者、遊技機メーカー、遊技機販売業者が団結して計画的な撤去を進めてきた結果」としたほか、回胴遊商が遊技機の不正改造防止や闇スロ対策に大きく貢献していることを評価し、今後も中古機流通の安全を確保するよう求めた。
 
総代会では、事業計画の活動目標に「安全で安心な労働環境の構築」「地域の環境や時節に合わせた継続的な社会貢献活動」「使用済み遊技機の適正リサイクルと処理の確実な実行」「業界団体及び地域社会と連携して依存問題対策に積極的に取組む」の4項目を挙げた。来賓挨拶では、全日遊連の阿部恭久理事長、日電協の兼次民喜理事長のほか、この夏の参議院選挙の全国比例への出馬を予定している木村義雄氏からの祝辞がビデオメッセージで寄せられた。
 
木村氏は、「業界の関係者の方とお話すればするほど、皆さんが理想とする環境には程遠いと感じている。ご縁を頂いた遊技産業の皆さんにとって努力が報われ、やり甲斐のある産業として繁栄の道筋が描けるように、全日本遊技産業政治連盟のご支援をいただきながら邁進していきたい」と述べた。

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