2022.4.19

メイドインサービスが業界初の店舗診断サービス「SIRIUS(シリウス)」を発表

パチスロ設定運用サービスなど総合コンサルティングを手掛けるメイドインサービス(水谷佳介代表取締役社長)は4月15日、都内東上野の上野オーラムで新サービス説明会を開催。「役割」「仕事率」といった業界初の思想を取り入れた店舗診断サービス「SIRIUS(シリウス)」を発表した。

この新サービスは、同社が提供する設定運用サービス「AS SYSTEM」や設定管理システム「Made Master Pro」などから得られるデータを集約した同社独自のデータベース「MISD(Made In Service Data)」を活用し、今後の差別化戦略に役立つ様々な切り口による分析を盛り込んだレポート配信サービス。売上、粗利、稼動といった従来の指標に加え、設置台数による効果、設定投入による効果、さらに「役割」「仕事率」という新しい指標も取り入れた分析項目により、パチスロ運営に必要なデータ分析が行えるほか、個店分析(店舗診断)も実現させた。

業界初の指標「役割」は、顧客満足とホール収益の両立に向けたテーマを実現させるためにエビデンスベースの個店分析・設定運用に有効な新視点となるもので、6つの主な役割(メイン・一般・新規導入・バラエティ・低貸し・低貸し新規導入)とそれに付随する役割(準メイン・特定層向け・育成・増台)の全10種類を用意。役割ごとに分析・集約することでこれまで見えてこなかった数字や分析結果も導き出せるようになっている。

もう一つの新指標「仕事率」は、「設置シェアに対する実績」と「設定投入に対する実績」の2つの視点で基本3項目(稼働・粗利・売上)の実績をまとめ、機種とその役割の運用効果を可視化するもの。設置シェア分の仕事をしているかを示す「設定仕事率」、実際に使ったその設定がその機種で効果があったかどうかを示す「設定仕事率」の2種類を用意している。

配信レポートは毎月の1カ月間データを集計したものを翌月の月初に配信し、目次は①当月基本情報実績サマリー、②機種総合ランキング、③設定分析、④特定営業日分析、⑤設置効果分析、⑥新規導入機種パフォーマンス、⑦スペック別実績、⑧役割別実績、⑨メーカー別実績、⑩低貸し分析で構成。順を追っていけば全体・自店の状況把握、問題点や課題の抽出に役立つような流れになっている。

サービス利用については、個店(自店)データ分析レポートと全体データ分析レポートの2つを月1回配信する「スタンダード会員」、全体データ分析レポートの抜粋版を無償で月1回配信する「無料会員」のほか、機種別や設定別などさらに詳細なデータがみられる「オプションプラン」も用意されている。

説明会で挨拶した水谷社長は「これから先求められているのは、資金力が大きく影響するパワーゲームに追従・対応していくのでなく、各ホール企業が置かれている状況を踏まえて営業力を最大限に発揮しながら共存し、差別化することだと考えている。そのためにはまず自店ならではの物差しを持つことが重要だが、データ分析に関しては属人化する傾向があり、企業内で浸透するには少し時間がかかる。そこで今回のシリウスは、自店の実データをもとに分析した極めて活用性の高いデータになっているため、それを定期的にみてもらうことで日々の運用の効果検証にも役立つものになっている。厳しい状況でも店舗の営業力を最大化するために、弊社がお手伝いさせていただければと考えている」と語った。

 

お問い合わせ メイドインサービス営業部 042-351-3411

HPアドレス https://made-in-service.com

メールアドレス madeinservice@mis1979.com

このページの内容をコピーすることはできません