2023.3.28

夏場の電気使用量を削減する「空調用フィルターメンテナンス」サービス

パチンコホールにおけるエネルギーの消費割合は、店舗の⼤⼩や設備の省エネ度合いにもよるが、概ね「空調」「照明」「遊技機」「その他(事務所OA機器、エスカレーターなど)」に分類される。そのなかで換気を含む「空調設備」のエネルギー消費割合は、全体の38%を占めている。

省エネ設計のインバータエアコンが普及したことで、空調設備の電気使用量は以前に比べて減少しているが、パチンコホールにとって電気料金の単価は、数円の違いでも大きな光熱費の上昇に繋がるリスクがある。天然ガスや石炭等の資源価格の高騰、円安の影響を受けて電気料金の値上がりが続いているので、クーラーを使用する頻度が高まる夏場に向けてできるだけ早く準備を行う必要がある。

エアコンは、きれいな空気を排出するためにチリやホコリを取り除くフィルターの洗浄を定期的に行う必要があるが、効果が分かりづらいことから他の設備と比べてメンテナンスの優先順位が低くなっているところも多いのではないだろうか。こうした状況を受けて、パチンコホールに特化したコスト削減サービスを提供している「PRINKS」が、「空調用フィルターメンテナンスサービス」 を開始した。

同社の西村成龍社長は、自身がホール経営をしていた経験から「現場目線の経費削減」を提唱。業務用プリンターの互換インクや飛沫防止台ボードの販売をおこなっているが、近年の電気代高騰を受けて適正なメンテナンス回数で経費削減を図るサービスを提供している。

「現状のパチンコホールは、完全分煙化になったことでエアコンのフィルターやファンにタバコのヤニがこびりつくことは無くなりましたが、空気中のカビやほこり、花粉などは溜まっていきます。私はこれまでホール経営と山梨県遊協の理事長も経験しましたが、エアコンに関する専門的な知識を持っているスタッフは少ないので、メンテナンスを業者任せにすると価格や頻度が適正なのか疑問に思うことが多々ありました。当時繋がりのあった業者と連携することで、無駄を省きながら適正なメンテナンスを提供できる体制になったので、店舗の稼動や立地などによって誤差はありますが、これまで2カ月に1回行っていたメンテナンスを年に4回・3回、または2回まで減らすことも可能です」(西村社長)

同社の試算では、今まで2カ月に1回・年6回行っていたフィルター清掃を3カ月1回(年4回)にすることでコストを33%、4カ月1回(年3回)で50%、6カ月1回(年2回)で66%コストをカットできる。実際に同社が担当したホールでは、清掃後3カ月が経過しても目立った汚れは確認出来なかったという。この他にも同社が担当したホールの中には、稼動が少ないエリアの空調機を止めて間引きし、空気の入れ替わりが激しい出入り口付近を中心にフィルター清掃を行ったことで、メンテナンス費用と電気使用量の削減を図ったところもある。

西村社長は、「現状のパチンコホールは、電気代の高騰に加えて、遊技機の価格高騰もあって私自身もその大変さを身にしみて感じています。今後はスマート遊技機や新紙幣の発行に伴うシステムの入替えなどさらに経費負担が増加するので、そうした負担を少しでも軽減できるようにホール企業のお手伝いをさせていただきますのでお気軽にご相談ください」という。

サービスの対応エリアは、関東エリア(神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県)を中心に、関東一円に対応しているので、クーラーを使用する頻度が高まる夏場に向けて、できるだけ早く準備することをお勧めする。

 

株式会社PRINKS
〒400-0031 山梨県甲府市丸の内1-7-5
TEL:055-231-5088 FAX:055-244-8249 E-mail:information@prinks.jp
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