10月のホール企業採用熱、前月を上回り今年2番目に高い数値

パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが、ホール企業の採用意欲について毎月まとめている「パチンコホール企業の転職市場状況」によると、2021年10月の採用ニーズは前月を上回り、今年2番目に高い数値だったことがわかった。同社の滝沢統括マネージャーは「冬の出店計画や営業施策に備えた戦力補強、欠員補充など、コロナ禍で長らく中途採用を控えていた企業が再始動するケースや求人枠を拡大するケースなど動きに変化が見受けられた」とし「コロナ感染者数の急激な減少、収束に向かう状況は今後の経済活動において明るい材料であり採用市場も活発化しつつあるが、当業界は遊技機撤去、新規則機移行およびその後の事業方針や計画が当面の採用ニーズ動向に強く影響しそうだ」と述べた。

「パチンコホール企業の転職市場状況」はパック・エックスが独自に算出している指標。数値が平均値1よりも高いとパチンコホール企業の求人が多いということになり「採用熱が高い」ことを、平均値1よりも低いと求人が少ないということになり「採用熱が低い」ことを示す。

市場では、関西・関東を中心にチェーン展開しているアンダーツリーが、10月1日に大阪府泉佐野市にオープンした「グランキコーナ泉佐野店」が話題となっている。商業施設跡地に建設された新規店で、総台数1003台を揃える地域最大規模の大型店となっている。積極的なM&Aで店舗数を拡大している同社は、今回の出店で大阪府内における店舗が54店舗、グループ企業の運営代行などを含む経営店舗数が171店舗(2021年10月現在)となっており、ダイナム、マルハンに続く業界3位に位置している。明るい材料に乏しい近年の業界にあって積極的に市場拡大を続ける同社だけに、今後の動向にも注目していきたい。

転職市場の今後について滝沢統括マネージャーは「11月の初動としては、長らく採用を控えて再始動した企業を中心に先月の勢いのまま採用熱の高い状態を維持している」と述べる。一方で「求職者の動向は10月以上に活発化しているが競合他社とバッティングするケースも増加。人材の『判断』が早くなっている印象を受ける」とし「求める人材層や目標採用数を確保するためにも、スピーディな対応と人材視点に寄り添った対応を改めて心掛けていただきたい」と前月同様に業界の採用難を警戒している。

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