パチンコ・パチスロ産業21世紀会は11月25日、「パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン」の改訂を行い、関係団体に通知した。2020年5月に制定して以来、5回目の改訂。内閣官房コロナ対策室から、新たな行動制限を行わず社会経済活動を維持しながらウィズコロナに向けた対策を取るとの方針が示され、警察庁を通じて改訂の依頼があった。
今回の改訂では、来店を促す広告宣伝に関する一律での自粛を、「感染状況を踏まえた自粛の検討」に留めたほか、遊技客の間隔確保のための間引き営業や県外居住者等の入場規制に関する項目などを削除した。ウイルス拡散防止のために行っていたハンドドライヤーの使用禁止も解除し、適切な清掃をした上で使用するよう促した。従業員の健康管理でも負担が軽減される。
改訂内容を各都府県方面遊協に連絡した全日遊連では、「新型コロナウイルス感染症との共存は3年目を迎えているが、今秋以降これまでの感染拡大を大幅に超える感染者が生じることもあり得るとされており、また、季節性インフルエンザとの同時流行が懸念されている」として、今後も従業員一人一人が万全な感染防止対策を行い、安全・安心な遊技環境で来店客を迎えるよう、ガイドラインに沿った対策の周知徹底を求めている。
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