ホールの社会貢献、2020年の拠出額は3割減に

一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構(杉浦正健代表理事)がまとめたところによると、2020年に全国のホール及びホール団体が行った社会貢献の拠出額は、前の年から29.6%減の10億3,567万984円だった。実施件数も31.3%減の8,773件になったほか、ボランティア活動の報告も前の年の3,589件から1,617件に半減し、新型コロナ禍によって寄付金寄贈式等の各種イベントが減ったことが窺われた。
 
拠出内訳は、現金が7億6,171万4,040円、物品等の寄贈が2億7,395万6,944円。拠出元内訳では、ホール及びホール企業が57.6%でもっとも多く、次いで都府県方面の27.1%、支部組合の11.8%と続いた。拠出内容では、社会福祉関係が30.3%、地域貢献関係が22.7%、青少年育成関係が14.9%、防犯関係が11.1%、災害救助関係が5.7%だった。順位としては例年と同様だが、社会福祉関係と青少年育成関係の比率が増えた。また、物品の寄贈では新型コロナ関連が211件、金額換算で4,542万円分あった。
 
調査結果をまとめた社会貢献機構の廣田卓也専務理事は、「例年、いろんなイベントに協力する際に行っていた活動が、イベントそのものが中止になったために、拠出件数や拠出金額という面では減少になった。しかしその一方では、4月の緊急事態宣言の頃からマスクや防護服、空気清浄機などの物品の寄贈が増えるなど、フットワーク軽くさまざまな事柄に目を向けた活動を行っていることが窺えた。また、子ども食堂や奨学金制度への協力など、本当に困っているところへの支援活動が増えており、厳しい状況の中で頑張っていると感じる」と評価している。

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