2020.4.8

新型コロナ禍、パチンコ、パチスロの中古機流通にも影響

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、都内に事務所を構える東遊商では4月7日、組合事務局の休業を組合員らに告知した。期間は当面の間としている。

緊急事態宣言が発表された日までに申請された中古書類についは、原則5営業日(越境の場合は7営業日前後)で、申請した組合員販社に着払いで発送する方針。組合員事務局窓口での発給は行われないという。

また回胴遊商も4月7日、関東・甲信越支部事務所(東京本部)限定の特別措置として、関東・甲信越地区(1都9県)の中古書類申請および発給業務などを仙台の東北支部事務所で実施することを関係者に伝達した。東北支部事務所での対応期間は、4月9日から当面の間としている。同組合では注意点として、「書類受付から5営業日での発給を予定しているが、誤って東京本部に送付された場合は発給が遅れる」とし、注意を呼びかけている。

なおこれに先立ち、回胴遊商では4月1日付で、「新型コロナウイルス感染症の影響による中古移動書類の発給について」とする文書で、「不測の事態が発生し、中古移動書類が遅延する可能性があることを念頭に、余裕をもった開店日等を設定していただきますよう、ご理解と協力をお願い申し上げます」と連絡しており、全商協でも4月6日付けで、同様の通知を中古機流通協議会に向けて発出していた。

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