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福島県遊連は2月6日、福島市内のグリーンパレスで新春経営者研修会を開催し、研修会終了後には昨年9月に発足した青年部会の設立記念祝賀会をあわせて開催した。
冒頭の挨拶で諸田英模理事長は、「今年も引き続き依存問題を最重要課題として取り組んでいくが、一方には来年1月末の経過措置満了への対応や遊技人口の減少への対応などの大きな課題もある。業界にとっては今年が最大のふんばりどころ」と述べ、組合員ホールの協力を求めた。
研修会では、法務省福島保護観察所の松本邦典統括保護観察官が講演。松本氏は、県内の保護観察における依存対象者が増加傾向にあることを示し、これまでのような指導ありきの対応には限界があるとして、関係機関と連携を強める必要性を語るなどした。また、福島県警生活安全企画課の星隆一課長補佐は、県内のホールではこの数年、大きな問題が発生していないことを評価する一方、引き続き依存対策や広告宣伝の適正化、不正改造防止の徹底などに真摯に取組むよう求めた。
青年部会の設立記念祝賀会で挨拶した中原竜太会長は、「乗り越えなければならない諸問題や、学んでいかなければならない事柄は多い。これからこの青年部を有効に活用し、我々若手経営者の成長と業界発展につなげていきたい」と抱負を述べた。来賓挨拶では県警生活安全部の國分政康部長が、県内の刑法犯発生件数が減少傾向にあることを示し、各種防犯活動への継続的な協力を求めた。
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