
三重県遊協が今年6月、
高齢者の交通事故抑止の一助として三重県警察本部交通部に「
フラッシュLEDバンド」を寄贈したことが評価され、
このたび同県警から感謝状を贈られた。
12月18日に警察本部で行われる予定だった贈呈式は、
新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから中止となり、
当日は警察本部の伊藤達彦交通部長が県遊協の権田清理事長の勤務
場所である桑名市のキング観光本社を訪問し、感謝状を贈呈した。
同県では、
新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛の影響で交通事故の
発生総数は減少している一方、死亡事故は増加傾向にあり、
なかでも歩行者が犠牲となる事故が急増していた。
こうした状況を受け三重県遊協では、
車や自転車などから歩行者の視認性を高める効果がある「
フラッシュLEDバンド」1000本を寄贈。その後、
県内における高齢歩行者の人身事故は減少しており、
このバンドが事故減少の一因となったことが評価された。