日本遊技産業経営者同友会とパチンコチェーンストア協会(PCSA)の合併によって誕生した新団体、一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟の設立総会が10月19日、都内新宿区のセンチュリーハイアット東京で行われ、東野昌一氏(同友会)と加藤英則氏(PCSA)2名が代表理事として承認された。旧組織の会員、賛助会員を継承した新団体は、ホール企業会員67社(およそ1000店舗)、賛助会員101社となり、ホール団体としては全日遊連に次ぐ規模となっている。
 
総会の挨拶で東野代表理事は「新団体は業界の未来像を描き変えようというコンセプトのもとにスタートする。持続可能な業界の将来と可能性を想像するためにも現在の価値を土台に各種ミッションに取り組み、ビジョンを実現していく」と団体の趣旨を説明。「本日産声をあげたばかりの新しい団体だが、われわれには同友会で27年、PCSAで19年という長い間学んできたという歴史がある。その両方の歴史を融合させ、未来に向かって進んでいきたい」と意欲を語った。一方、加藤代表理事は「コロナ禍でパチンコ業界も大きな影響を受けている。現状、戻ってきたと言われる7割、8割の稼動が今後、ニューノーマルになる可能性もある。われわれの業界が未来に向かって存続していくためには従来の方法ではなく、IoEやAIといったIT技術など新しい方法を積極的に取り込む必要があるのではないか。新たな提言と実行力を大きな柱にしながらパチンコ産業を前に進めていきたい」と挨拶。新団体を実行力の伴う政策集団と位置付けた。
 
総会には警察庁生活安全局保安課の小堀龍一郎課長をはじめ、全日遊連・阿部恭久理事長、日遊協・西村拓郎会長など多くの来賓が出席。そのなかで小堀課長は「MIRAIという名称には皆様方のさまざまな想いが込められているとお察しします」とした上で、「新型コロナウイルスの感染が未だ収束せず、厳しい情況ではありますが、皆様方におかれましては旧規則機の計画的撤去の確実な実行のほか、のめり込み、依存症防止対策をはじめとする各種課題を一つひとつ着実に対処しつつ、ぜひ一般の方々にも目に見える形でMIRAIという名に相応しい、健全に資する取り組みを進めていかれることを期待しています」と、新団体の今後の活動に期待を寄せた。
 
なお、代表理事については当面は東野、加藤の2名が組織運営の舵取りを行い、来春予定されている通常総会において、あらためて代表理事が選出される見通しだ。また、11月17日には設立記念勉強会として「第1回MIRAI経営勉強会」の開催が予定されている。
 
 
【MIRAI役員】代表理事▽東野昌一(平成観光)、加藤英則(夢コーポレーション)
副代表理事▽金光淳用(ヒカリシステム)、保坂明(ダイナム)、平山剛(グランド商事・アドバンス)、大石明徳(ニラク)、薛博夫(富国物産)、合田康広(合田観光商事)、山本芳司(アプリイ)、金本朝樹(アメニティーズ)、趙顕洙(三慶商事)、平岡聖教(ヒラオカコーポレーション)、浅野哲洋(ダイエー)

 
 
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