「金馬車」経営の茨城の大手ホール企業、㈱大鳥が民事再生を申請

茨城の大手ホール企業・㈱大鳥(旧商号㈱金馬車 高濱正敏代表)が8月11日、水戸地裁へ民事再生法の適用を申請した。帝国データバンクが報じた。
 
㈱大鳥(旧商号・(株)金馬車)は、昭和53年1月に設立し、平成11年7月には昭和29年に創業した旧・金馬車を吸収合併し新・金馬車として発足。茨城県北部では老舗のパチンコ店として高い知名度を有していた。その後、店舗名を「金馬車」として、茨城県内を中心に、千葉、東京、埼玉など首都圏に店舗網を拡大。22店舗の遊技場ほか、飲食店やホテルなど経営多角化を進め、ピーク時の平成18年3月期には年収入高約869億円を計上していた。

一方で、業界内では「5号機問題」による客離れが深刻化し、リーマン・ショックによる景気低迷の影響で遊技人口も大幅に減少。2009年3月期の年収入高は約542億円まで落ち込んだ。また、過去に積極的に行った遊技場への投資やホテルの買収などで膨らんだ有利子負債の圧縮が進まず、不採算事業からの撤退や、不動産売却などによる金融債務圧縮が課題となっていた。

さらに、2011年3月に発生した東日本大震災により、店舗の地下駐車場が津波で水没するなど、一部店舗で長期間休業を余儀なくされていた。それまで借入金やリース債務の返済条件緩和策を講じて窮地を凌いできたが、回復の見込みがたたないことから、今回の事態となった。負債は、約67億円が見込まれている。
 
なお、㈱大鳥が運営していたパチンコ店17店舗は、同社から2014年8月1日に新たに会社分割によって設立された㈱金馬車が引き継ぎ、平常通り営業している。

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