2021.2.17

ABCが今年も養護施設を退所する児童に124万円を寄付

静岡を中心に山梨・長野・愛知県内に店舗を展開するABCは2月16日、社会貢献活動の一環として「児童養護施設等退所児童応援事業」に124万円を寄付した。
 
昨年から始まり今年で2回目となるこの事業は、養護施設や自立支援ホームを退所して4月から新生活を始める児童31名を対象に、必要な支度費として1名につき4万円を寄付するというもの。児童が自立し、より充実した新生活が送れることを願って家電製品や寝具、スーツなど必要な品物を購入する際の資金として活用される。
 
静岡市内の総合社会福祉会館シズウェルで行われた寄附金贈呈式で同社の冨田英児社長は「これからの日本を担う若い皆さんが、就職や就学に進んでいくために少しでも力になれればという想いで支援をさせていただきました。いろいろな境遇のお子様もいらっしゃると思いますが、応援してくれる人は近くにいるということを少しでも感じていただけたら有難いです」と挨拶し、静岡県児童養護施設協議会の乙部邦子会長に目録を贈呈。乙部会長からは「施設で懸命に生きてきた子供たちにエールをいただけますことは、明るく温かい光を全身に浴びるような思いです」と感謝の言葉とともに感謝状が贈られた。

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