2022.3.18

ダイナム、産学官民のワークショップを実施

椅子作りに汗を流す参加者

ダイナムは3月11日、石川県かほく市立金津小学校で「椅子づくりワークショップ」を行い、制作した椅子50脚を卒業記念品として、かほく市こども屋内運動施設の「あそびの森かほっくる」へ寄贈した。

 
産学官民のパートナーシップによって実施されたワークショップには、子どもたちが椅子作りを楽しみながらSDGsへの理解を深めるとともに、卒業に向けた思い出づくりの機会を与えることが目的とされたもので、金津小学校の生徒10名をはじめ、金沢星稜大学、地元企業、社会福祉協議会、NPO法人など地域の7団体が協力した。
 
石川県産の「能登ヒバ」を使用した椅子作りは、地元企業である株式会社沢野建設工房の職人たちの技術指導のもとで子どもたちを中心に参加者全員で制作。完成した50脚の椅子を年間約6万人が市内外から来場する、こども屋内運動施設「あそびの森かほっくる」に寄贈した。
 
産学官民のパートナーシップによって実施した今回のワークショップについて、金沢星稜大学人間科学部の西村貴之教授は「取り組みを通じて大学生や大人たちも立場や所属団体の垣根を越えて、互いにSDGsについて学び、実践する機会となりました。多大なご支援をいただいたダイナム様に厚く御礼申し上げます」と感謝の言葉を述べた。また、椅子を贈呈された「あそびの森かほっくる」の西田健一館長も「この度は、地域の小学校・企業の皆さまのご協力により、手づくりの椅子を寄贈いただきありがとうございました。
今回の取り組みで色々な方と力を合わせることができると学びました。ダイナム様には今回のプロジェクトが実現できたことにあらためて感謝申し上げます」と主催者と参加者に対してお礼を述べた。
 
今回のワークショップについて、ダイナムでは「子どもたちに職業教育と環境教育の両面につなげることができた。今後も、地域とのさらなる共生を目指して、地域社会の発展につながる貢献活動を継続していく」としている。

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