2022.3.31

「来たらわかる」「わかれば追える」を簡単に! ITAの顔認証アプリ「EX-Face」

専用管理PCに入れて運用する「EX-Face」のホーム画面。上部は「検索順」、その下の領域が「グループ別」、右側は「ターゲット」と視覚的に分かりやすい構成

監視カメラシステムの分野で各台カメラや全店監視などの業界標準を提案してきたアイ・テイ・エイ・ヴイデオ・サービスは、顔認証アプリケーション「EX-Face(エクスフェイス)」をリリースし、早くも話題を集めている。

この顔認証アプリは、100万人以上の顔データをもとに開発されたAIのディープラーニングアルゴリズムによる顔認証エンジンを実装。コロナ禍で必須となったマスク着用はもちろん、髪型の変化、眼鏡やサングラス、メイクや加齢などでも高い認証率を実現し、精度、速度、並行処理能力とも業界トップクラスの認証技術を誇る。

検出・認証状況の表示や検索機能もユーザビリティをとことん追求。ホーム画面は、①検出順(直近10件を時系列で表示)、②グループ別(任意の属性で作成した最大16グループのうち3グループの直近5件の認証結果を表示)、③ターゲット(来店を確実に把握したい人物を常時表示し、検出・認証されるとアラート枠が点滅)の3つの観点で表示し、どこに何が表示されているのかが分かりやすい構成になっている。

検索も「スマート検索」で簡単かつスピーディ。ホーム画面の黄色ボタン(イベント検索)をクリックするとタイプ別に対象グループの検出・認証結果が表示され、赤色ボタン(顔写真検索)をクリックすると対象人物を絞り込んだ顔検索結果が表示される。

また、検出・認証結果1件ごとに検索(赤)、登録(橙)、再生(緑)の3つの実行ボタンを配置し、少ないクリック数で目的を果たせるようにしたところも同社製品の特徴のひとつ。目的の映像に辿り着くスピードを格段に向上させた。

監視カメラシステムとの連動性能もシステムインテグレータの同社ならでは。同社製の監視カメラ統合管理システムがあれば特定人物の追跡ができる。顔の検索結果から監視カメラの録画映像を呼び出し、統合管理システムのリレー機能を使って追いかけることができる。対象人物が移動によって見切れても周辺カメラへつなぐことで追跡を継続し、店内動線のトレースを徹底的にサポートする。また、他店メダル持ち込み防止に役立つオプション機能も搭載し、短時間に店舗入口を頻繁に出入りする人物を検出して知らせる。

18歳未満の入場やのめり込み防止の対応、グループ打ちやゴトなど不正対策は、省人化が進んでいる中でもホールに必須の取り組みだが、「EX-Face」はマスク着用が前提の状況下でもそうした部分を幅広くカバー。アプリ導入費も従来製品の約半分にまで抑えたため、新たな業界標準となる展開が期待されている。

パチンコ業界の顔認証システム標準化に向け、オンラインデモも実施中。お申し込みは、下記の電話、webサイトから。

お問い合わせ アイ・テイ・エイ・ヴイデオ・サービス株式会社 TEL 072-222-8800

https://ita-video.co.jp/solution/face-authentication/

 

このページの内容をコピーすることはできません