日電協総会、パチスロ新台証紙の発給は前期比約22%の増加に

日電協は6月12日、都内丸の内のパレスホテル東京で第40回通常総会を開催し、組合加盟メーカーによる新台供給の目安となる証紙発給枚数が、前期比22.3%増となる41万984枚と大幅に増加していたことが発表されるなどした。
 
総会後の会見では、今後の新台供給体制について言及。コロナ禍以前のような供給水準に戻るには、今後のウイルス感染状況によって変動するとしながらも、数カ月程度はかかる見通しを示した。さらに、コインを使わないパチスロ機として開発が進んでいるメダルレス遊技機の進捗状況についても説明。コロナ禍の影響から、当初予定していた来年2月頃の供給目標を数カ月程度後ろ倒しし、来春を一つの目途としていることを明らかにした。
 
また今期の事業方針では、依然厳しい状況が続く保通協での型式試験の適合率を向上させる施策を展開していくほか、依存問題に対する取り組みの強化、ゴト発生時における迅速な対応などを盛り込んだ。さらに今後、撤去される旧規則機が大量に発生することを踏まえ、懸念される闇スロへの流通経路を遮断する対策を、行政や他団体と協力して推進していくとしている。
 
挨拶した兼次民喜理事長は、旧規則機の経過措置が延長されたことについて、「この措置は、ホール団体と製造・販売団体のニーズが相反し、我々にとって一面的には商いの機会が少なくなると考えられがちだが、ホールのみなさんはこの間休業を強いられた。そういう中で、細かいルールはあるものの、旧規則遊技機を最長来年の11月まで使えることになったことで、生き残れるホールも増えるのではないだろうか。その結果、危機を乗り越え、また新たに遊技機の購入者になってくれることで、我々の利益にもつながるはず」と述べ、理解を求めた。

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