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- 【期間限定公開】「スマスロ」バブルは終焉を迎えるのか?
当サイト9月1日付のプレミアム記事では、6月末時点の「スマート遊技機の設置状況」について掲載した。6月末時点といえば、4月の導入開始から依然好調の「Lスマスロ北斗の拳」が累計導入6万台となり、スマパチであれば「eぱちんこ新必殺仕置人 激闘K6」の導入から約1カ月が経過した時期となる。
とりわけスマスロについては、6月末時点の市場シェアは17.1%、台数換算で約23万2,000台に至った。この数値から今後のスマスロのシェア拡大を予測してみたいが、設置ペースが速いのか遅いのか、多いのか少ないのかを判断するには、数値的にパチスロの上半期の販売総台数におけるスマスロの販売台数、また昨年からのスマスロ累計販売台数などもほしいところだ。
そこで、自社調べではあるが、その辺りの数値を算出してみた。まず上半期のパチスロ総販売台数は約32万5,000台前後(昨年は約31万台)で、このうちスマスロは約19万台、パチスロ総販売台数に占める比率は58.4%となった。販売比率で過半数を上回る数値を示しているため、スマスロの需要は上々と判断できる。
さらに昨年内のスマスロの累計販売台数約6万7,000台を加えると、累計販売台数は約25万7,000台となるが、販売台数が設置台数を上回ったということは、スマスロからスマスロへの新台入替が増加していることも予想できる。
実際、昨年11月にリリースされたスマスロ先行4社の機種の中古機相場を調べてみると、今なお20万円前後で取引されているのは、高射幸性タイプのSANKYO「Lヴァルヴレイヴ」のみ。この辺りから推測しても、昨年末から今年初めまで続いた“スマスロバブル”はさすがに終焉したと判断できるだろう。
一方、中古機相場で高値で取引されている機種はジャグラー系や沖ドキ!シリーズ。取引上位の人気機種は設備費がいらないS機で占め、そうしたところに「スマスロ北斗の拳」が新台価格の約2倍で取引されているのが現状だ。
9月に入り、スマスロの年末登場予定タイトルの噂がちらほらと聞こえてきているが、スマスロの新機種も何らかの費用対効果が見い出されないことには、シェア拡大も一筋縄ではいかなくなるのかもしれない。
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