2024.1.26

「広告・宣伝」と「のめり込み・依存防止対策」の2本立て

1月19日の全日遊連全国理事会で行われた、警察庁保安課の松下課長による講話は、興味深いものだった。全文はこちらの記事からお読みいただくとして、ここでは2022年からの過去3年分を比較していきたい。

今回の講話で特徴的だったのは、なによりも分量が少なく、内容が絞り込まれていたことだ。これまでは、遊技業界(あるいは、ぱちんこ営業)の健全化に資する、様々な観点を提示していた。遊技業界に携わる者(あるいは、ぱちんこ営業者)が取り組まなくてはならない事項を、頭のてっぺんから脚のつま先まで、詳細に挙げるのが通例だった。

だが、毎年1月に行われた講話を過去3年分遡ってみると、行政が要望する取り組み項目が年々絞り込まれていることが伺える。

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