2024.4.12

【ゲーム版権列伝】 パチンコ「Fピストル大名GP」(1997年7月リリース)

「ピストル大名の冒険」は、1990年に「ナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)」から発売されたアーケード用横スクロールシューティングゲームです。

同機は、ナムコのアーケードゲーム基板「SYSTEM I」の第19弾作品。同社のコミカルアクションゲーム『超絶倫人ベラボーマン(1988年)』に登場したボスキャラクター「ピストル大名」を主人公に据えたスピンオフ作品となっています。

ピストル大名は、「ベラボーマン」では悪役でしたが、本作では正義に燃えるかやくご藩の城主、【火縄丸】として登場。大名家では12歳になると元服の儀式として3つの過酷な修行を終えねばならず、火縄丸も藩の当主としてその旅へと向かうという設定になっています。ボタンを押す長さで威力が変化する射撃や、扇子をあおいで飛行する独特な移動システムなど、特徴的な要素が多く用意されていました。

1992年から導入されたCR機は、当初こそ不人気でしたが、翌年に新内規対応機の「CR花満開」から始まり1994年に「CR黄門ちゃま2」、1996年には「CR大工の源さん」や「CRモンスターハウス」が登場し一大ブームを巻き起こしました。
そんな中、SANKYOが1997年にアーケードゲーム機とのタイアップマシンである「Fピストル大名GP」をリリースしました。

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