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「数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う」。俗説ですが、これは『トム・ソーヤーの冒険』で知られる小説家マーク・トウェインの言葉と言われています。数字は、具体例を示すのに有効であるものの、利用方法によっては誤解や誤認を生じさせる、といったニュアンスです。
例えば、ある法案についてマスコミがアンケートを実施したとします。その結果、賛成が20%、反対が40%、無回答や「わからない」が40%だった場合、これらの数字をそのまま報道するのは問題ありません。ところが、賛成と反対だけを抜き出して「反対が賛成の2倍」と公表するのは問題と言えます。確かに間違いではありませんが、あたかも多くの人が反対しているような印象を与えてしまうからです。無回答や「わからない」が40%もあるのですから、「この法案はまだまだ議論の余地がある」という結論になってもおかしくないのに、「圧倒的に反対が多いのだから廃案にすべき」と主張することで読者や視聴者が惑わされてしまう可能性が大いにあります。
今回は、当社独自の数字も交えて説明したいので、このような話から始めさせていただきました。テーマは、昨今の採用市場についてです。
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