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- シーズリサーチDI調査 パチスロは好調を維持する一方パチンコは依然低迷
パチンコ業界に特化したマーケティングリサーチサービスを行っているシーズリサーチが、定期調査「第94回 パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を公開した。
調査はアンケート形式で四半期ごとに行い、短期的な景況感を示す「DI値」などを算出。今回は今年9月14日から29日の期間、FAXおよびWEBアンケートを活用して73地域の48企業から回答を得た。
過去1カ月の売上や粗利などから総合的な景況感を判断する「全般的業況DI値」は、19.2ポイン(前回比5.1良化)まで回復。3カ月後は17.8ポイントと現状維持の見通しとなっている。
稼動状況については、パチンコはマイナス41.1ポイン(前回比15.9良化)、パチスロは41.1ポイント(同6.6悪化)。3カ月後はパチスロは好調を維持する一方で、パチンコの見通しは依然として低迷している。遊技料金別の稼動状況でも20円と低貸メダルは好調を維持しているが、パチンコは4円の低迷傾向が続いている。
調査に協力したホールからは、「プレイヤーから支持されるスマート遊技機が早急に販売されることを期待している。(九州・大規模事業者)」「新台やスマート遊技機、スマートユニットの発売次第なので、中長期的な展望が見通しにくい。(関東・小規模事業者)」「客数が伸びない中で、スマパチ、スマスロへの投資はきつい。新紙幣対応投資は考えたくもない。(関東・小規模事業者)」などの意見が寄せられた。
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