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- シーズリサーチDI調査 業況が大幅改善 稼動状況もパチンコ、パチスロともに回復
パチンコ業界に特化したマーケティングリサーチサービスを行っているシーズリサーチがこのほどまとめた定期調査「第92回パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を発表した。
調査はアンケート形式で四半期ごとに行い、短期的な景況感を示す「DI値」などを算出。今回は今年3月16日から31日の期間、FAXおよびWEBアンケートを活用して74地域の54企業から回答を得た。
過去1カ月の売上や粗利などから総合的な景況感を判断する「全般的業況DI値」は、今年3月時点で-1.4ポイント(昨年12月比42.6ポイント良化)まで大幅に回復した。3か月後には5.5ポイントまで回復する見通しとなっており、業況に回復基調が見られた。
稼動状況もパチンコ、パチスロともに前回の調査の昨年12月比で回復。パチスロは6.5号機とスマスロの導入を受けて今年3月時点で27.0ポイント、3か月後は41.9ポイントの見通しとなっており、貸し玉料金別で見た稼動状況も4円パチンコ以外が大幅に回復している。
調査に協力したホールからは、「売上はかなり回復してきたがそれ以上に経費が膨らんでいる(中国・小規模事業者)」「今後は資本力のある企業同士の競争になるので、無駄を省きより良い投資を心掛けてお客様のニーズに寄り添っていくことを実行したい(関東・中規模事業者)」、スマート遊技機への展望や課題について聞いた設問では、「スマスロ、スマパチの新台販売をあと1年遅らせてほしかった。今の厳しい経営環境の中で投資を増やすのは非常に厳しい(関東・小規模事業者)」「ユニットの供給不足は光熱費と同様に他の事業者も同じ悩みだと思われるので、それ以外の出玉還元に向けたコストカットを推進していく(関東・小規模事業者)」といった意見が寄せられた。
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