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- シーズリサーチDI調査速報版 遊技と喫煙の相関性は引き続き高い傾向
シーズリサーチは5月31日、「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2023」(調査元:シーズリサーチ/共同調査:EBI、APJ)の速報版を公開した。
同調査によると、2023年の一般成人の喫煙率は約19%と横ばいで、パチンコ・パチスロ遊技者の喫煙率は約58%と昨年に比べてやや増加した。遊技者の喫煙率は、昨年と同様に一般成人の喫煙率に比べて約3倍となっていることから、遊技と喫煙の相関性は引き続き非常に高くなっている。
同社では「パチンコ店の喫煙環境は、紙たばこが吸えなくなったことで『紙たばこの煙』に対する遊技者の環境ストレスがやや軽減された。また、喫煙者の半数以上は『紙巻きたばこ派』のため、喫煙ブースを利用することになるが、加熱式・電子たばこの喫煙者が増加傾向にあり、パチンコ店内で遊技しながらたばこが吸える環境もある中で、この流れは加速していくものと思われる」と分析している。
また、これまでパチンコホールの課題となっていた店内のたばこ臭さについて「分煙化が一つのきっかけとなり、遊技環境が改善されたことで、喫煙者と非喫煙者が共存できる空間づくりが徐々に実現してきている。今後は非遊技者や休止者に向けて『パチンコ店はたばこ臭い』というマイナスイメージに対する誤解を払拭していく取り組みがパチンコ業界全体のイメージアップにつながるのではないか」としている。
同調査は、WEBアンケートを2023年2月下旬に実施。スクリーニング対象者数41,515サンプル、本調査1,500サンプル(過去1年以内の遊技経験者)。調査エリアは、2大都市圏を中心に政令指定都市を含む道府県、その他地方を合わせた全国47都道府県となっている。
遊技者の動向データをまとめた「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2023」(シーズリサーチ発行)は、2023年7月の発売を予定している。
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