2024.5.21

中国遊商が通常総会、安全で安心な遊技機流通事業などの取組み強化を確認

中国遊技機商業協同組合(中国遊商、山本基庚理事長)は5月16日、広島市内のANAクラウンプラザホテル広島で第54回通常総会を開催した。

議事では事業報告および決算、事業計画および予算など上程案件をすべて可決承認。事業報告では、中国遊商の令和5年度の確認証紙交付状況が報告され、交付件数は2万5,858件(前年度比4,221件減)、台数は4万7,569台(同2,564台減)と件数、台数とも減少した。

議事に先立って挨拶した山本理事長は、安全で安心な遊技機や関連設備の提供およびセキュリティ対策の強化、社員の減少による時間外労働などの問題の解消、使用済み遊技機の適正処理の3点に協力を求めた上で、「我々の社会的地位や信頼を守り、再度業界の発展のため、雲外蒼天を信じて頑張っていきたい」と述べた。

総会の冒頭には中国四国管区警察局 広域調整第一課の水原義猛課長が来賓出席して挨拶。健全化を阻害する要因の中でも遊技機の不正改造について触れ、不正改造遊技機が流通することで反社会的勢力に隙を与えないよう遊技機の流通管理の徹底を促した。

総会後は広島県警察本部生活安全総務課の新宅武公課長補佐による行政講話が行われ、法令遵守、広告宣伝の在り方、依存問題対策の3点について述べたのち「正しいことややるべきことをやり、やっていけないことはやらないということを一番にお願いしたい。ぜひ従業員の方にも周知していただきたい」と語った。

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