中国遊商は5月12日、広島市内のANAクラウンプラザホテル広島で令和4年度の通常総会を開催した。
総会挨拶で山本基庚理事長は、コロナ禍での対応となった高射幸性遊技機や旧規則機の撤去が無事に終わったことについて、あらためて組合員にお礼の言葉を述べた上で、「警察庁から指摘されている撤去遊技機が適正な廃棄処理をされるまでは油断できない。この適正な廃棄処理をもって初めて新規則機への移行の完了だと思う」と述べ、理解と協力を求めた。
議案審議では上程案件を承認。令和3年度の確認証紙は件数が1万1,778件増の3万6,293件、台数が2万119台増の5万5,024台だったことを報告した。また、社会貢献活動では恒例となった献血バスを利用した献血活動やホール駐車場における子どもの事故防止に向けた巡回活動、中国5県の県防連への寄付など活発に展開したことが報告された。
来賓挨拶では、中国四国管区警察局広域調整第1課の石井洋二調査官が挨拶したほか、総会後には広島県警生活安全総務課の村田辰男許可等事務担当室長による「遊技業の健全化について」と題した行政講話が行われた。