2022.9.2

型式試験適合率 パチンコ、パチスロともに低調

保通協がまとめた令和4年8月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は24件で、前の月から4件の増加だったものの、結果書交付件数自体が増えたことから、適合率はほぼ横ばいの27.0%に留まった。また、パチスロ機の適合数は17件で、前の月から3件増えたが、やはり結果書交付件数の増加によって適合率は逆に3.7ポイント減の17.2%に下落。今年に入ってもっとも低い数値を示した。
 
令和4年8月の型式試験実施状況は以下の通り。
◯パチンコ 
受理件数85件、結果書交付89件、適合24件、不適合65件
◯回胴
受理件数85件、結果書交付99件、適合17件、不適合82件
 
一方、GLI Japanの令和4年8月における型式試験実施状況では、パチンコ機の結果書交付件数25件中、適合はわずか2件に留まり、今年に入ってからの最低値となった。また、昨年9月から型式試験を開始し、12月から結果書の交付が始まったパチスロ機は9件の結果書が交付されたが、適合は2件だった。
 
◯パチンコ
受理件数25件、結果書交付25件、適合2件、不適合23件
◯回胴
受理件数12件、結果書交付9件、適合2件、不適合7件
 
保通協とGLI Japanを合わせた適合率は、パチンコは前の月から4.7ポイント減の22.8%、パチスロは2.4ポイント減の17.6%となり、ともに低調な水準で推移している。
 
 
 

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