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- 型式試験適合率は引き続き前月より悪化、じゃん球が受理される
保通協とGLI Japanがまとめた2023年5月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前月から4件減の24件で、適合率は0.6ポイント減の22.4%となった。またパチスロ機の適合数は、前月から12件減の10件で、適合率は9.3ポイント減の9.7%だった。どちらも2カ月連続で適合率を減らし、低調な推移が続いているが、特にパチスロ機の適合率の低さが目立っている。
機関別に見ると、保通協では、パチンコ機の適合数は前月より11件減少した10件で、パチスロ機の適合数も前月より8件減少した10件となった。一方GLI Japanは、パチンコ機の適合数が前月より7件増加した12件だったが、パチスロ機の適合数は前月より4件減少した0件だった。なお保通協が、じゃん球を1件受理したことも明らかになった。
不適合事例として、試射試験の結果が規則で定める値を超えた事例のほか、以下が掲載された。「入賞が容易となるように変動させる場合において、変動している間の出玉率が1を超えた。」(パチンコ機)
一方で設計書等審査では、以下の事例などが掲載された。「全ての回胴の回転の速さが一定となるまでの間に、回胴停止装置を作動させることができる性能を有していた」「普通役物が作動すると、規定数が変動するとともに、入賞に係る条件装置の作動する確率が下がる性能を有していた」(パチスロ機)
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