経済産業省はこのほど、2022年11月期の特定サービス産業動態統計を発表した。
1日あたり台売上高は、ほぼ全ての月で前年を上回っており、11月期も同様の結果となった。6.5号機を中心としたパチスロの高稼動に加えて、同月下旬から稼動が始まったスマスロの効果も考えられる。
5年間の比較で分かるとおり、8月期をピークとして9〜11月期は落ち込み、12月期に再び伸長するのがこれまでの動きだったが、新型コロナ禍以降はそうした傾向が見られなくなっている。繁忙期と閑散期の差が小さくなっていることは、逆に言えば、日常的に遊技するヘビーユーザーに支えられているという証左とも言える。たまにしか遊技しないライトユーザーの動向がなければ、現在の帯域からの上振れは見込めないだろう。
ライトユーザーの動向と言えば、課長講話でも広告・宣伝の項目で触れている。その部分を切り取ると、「業界においては従来より新規顧客の獲得や休眠顧客の掘り起こしといった目標を掲げられていますが、業界における広告・宣伝の在り方がこうした目標に沿ったものになっているのか、という観点が必要ではないか」と述べられている。1日あたり台売上高の帯域を上げるためには、ライトユーザー向けの取り組みが求められる。
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