2023.3.27

都遊協3月定例理事会 スマート遊技機と専用ユニットの供給見通しに言及

東京都遊協は3月23日、都内市ヶ谷の遊技会館で3月定例理事会を開催した。

当日は、理事総数82名中50名が出席。理事会冒頭の挨拶で阿部恭久理事長は、日工組、日電協、PSA、認証協の4団体がまとめた「スマート遊技機等供給台数見通し」について言及した。

阿部理事長は、「今回の調査結果を受けて日工組と日電協に話をさせてもらった。この調査では、専用ユニットが50万本程度不足する見通しになっているが、スマート遊技機の台数見通しは各メーカーの販売予定を積み上げているだけのことなので、あまり心配する必要はないのではないか」と述べた。同調査では、今年9月までのスマート遊技機の供給見通しが約96万台、一方の専用ユニットは約45万台と試算している。阿部理事長は、保通協の適合状況や半導体等の部品調達の状況の他にも、好調な6.5号機と現在導入されているスマスロの稼動状況を踏まえて、新台の販売台数が変動する可能性もあることから、専用ユニットが圧倒的に不足することはないとの見解を示した。

決議事項では、「都遊連健全化対策特別資金における監査役の廃止」「2023年度重点推進事項」の2議案を決議。報告事項では、昨年12月から「適切な賞品提供に関する都遊協決議」に反する営業を開始した組合員店舗に、是正要請文書と脱退予告書の提出を要請し、当該店舗が脱退予告書を提出したことから今月末をもって当該店舗は非組合店舗となったことが報告された。

また、社会貢献活動の一環として米国での心臓移植を目指す11才の女の子「このちゃんを救う会」に、都遊協として50万円を寄付したことに対するお礼状が届いたことが報告された。

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