2022.11.28

【製品レポート】消臭・加湿・除菌を1台でカバーする業務用加湿空気清浄機『ピュアウォッシャー』

冬場の感染対策に欠かせない「加湿」と空気の「除菌」、気になる臭いの「消臭」、そして「空気清浄」と、空気に関する来店客の不快要素を1台でカバーする業務用加湿空気清浄機がにわかに注目を集めている。空調機メーカーとしても知られる(株)クボタの『ピュアウォッシャー』がそれだ。

微細な汚れの混入が許されないクリーンルーム用の空調機で培った、水で空気を洗う同社独自の「エアワッシャ技術」と、強い除菌力と高い安全性を両立した「微酸性電解水」の組み合わせにより、加湿・除菌・消臭・空気清浄(除塵)をこれ1台で対応できる上に、テニスコート1面(約200㎡)相当の大空間をカバーする。

空気を洗うメカニズムは、吸気口から取り込んだ空気中の浮遊ウイルスなどを水で捉え、機内で生成する微酸性電解水で分解・除菌し、ピュアな空気を送り出すという仕組みで、浮遊ウイルスなどを99%抑制する。また、1時間あたり2.8ℓの大容量加湿により、新型コロナやインフルエンザの感染症対策に重要とされる湿度管理に貢献。同時に女性客も肌の乾燥が気にならない、潤いのある快適な環境を創り出す。

さらに、機内で生成された微酸性電解水は取り出すことができ、さまざまな用途に使えるのも特長のひとつ。例えばホールでは、イスの拭き掃除などの除菌水として使えてコストメリットをもたらす。実際、こうした特長から医療・介護施設をはじめ幅広い業種に豊富な導入実績をもつが、昨今の感染症対策に加えて冬場の乾燥対策を目的に、ホールの導入も進んでいる。

「微酸性電解水」は取り出すことが可能。イスの拭き掃除など表面除菌に使える

また、設置については水道接続式になっているため、自動給排水・自動洗浄によるメンテナンスフリーも大きな特長。ホールでは乾燥する冬場に、据え置き型の加湿器を複数置いているケースが多いが、従業員にとっては給水・洗浄作業が大きな負担になる。その点、『ピュアウォッシャー』ではそうした作業が一切不要。スタッフの作業負担を大幅に軽減し、「従業員満足」につなげているところも導入ホールから高く評価されている。さらに営業時間に合わせて運転できるタイマー運転機能も搭載しているため、日々の運用でも手間をとらせず「省力化」を実現させる。

なおメンテナンスは、メーカーによる年2回のメンテナンスのみで、ホール側はプレフィルターの汚れ具合に応じて2週間から1カ月に一度、掃除機で清掃するだけで済む。微酸性電解水を生成する薬液カートリッジの交換にしても、3週間から4カ月に一度、わずか1分で交換できる作業のため、こうした部分からもホールの労力削減とコスト削減に貢献する。

ホールで気になる加熱式タバコの臭いも軽減

ウイルス抑制、湿度管理、微酸性電解水の取り出し利用、大幅な省力化といったメリットに加えて、導入ホールでは「消臭効果」も大きな評価ポイントになっている。原則屋内禁煙化によってホールでは、紙巻きタバコの煙や臭い対策に力を入れなくて済むようになった反面、これまで目立たなかった体臭やトイレの臭い、加熱式タバコの臭いなどの問題が出てきている。同社では、「加熱式タバコOKのホール様も多いとお聞きしますが、加熱式タバコの臭い対策になるところも大きな特長です。加湿、除菌をはじめとした空気環境の改善はもとより、ホール様の臭い対策面もお手伝いさせていただければ幸いです」としている。

 

製品のお問い合わせ/株式会社クボタ ピュアウォッシャー コンタクトセンター 0120-732-058
https://www.kubota.co.jp/product/purewasher/

 

 

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