2022.6.23

山形県遊協総会、井上理事長を再選

山形県遊協は6月21日、山形市内のホテルキャッスルで令和4年度の通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で井上静夫理事長の再任を決めた。
 
総会冒頭の挨拶で井上理事長は、「県内は、過去に類をみない廃業という最後の決断を迫られる経営環境に中小企業の多くの店舗が陥っている」と業界を取り巻く環境に強い危機感を示した上で、新型コロナ対策、依存問題対応のほか、県、県警察と組合の3者で行った災害協定の締結など、今年度の取組みを総括。今後も、組合活動のあらゆる面で広報活動の充実強化を図っていきたいと述べた。
 
議案審議では上程案件をすべて承認した。役員改選では選出された新理事による理事会で井上理事長の再任を決めたほか、副理事長に金村鍾文氏、金載盛氏、徳宮龍男氏、専務理事に渡辺茂太郎氏を選出した。
 
来賓挨拶では山形県警察本部生活安全部の阿部喜彦部長が県内の治安情勢に触れ、「県民の安心と安全を脅かす課題は少なくない。県警察としてはこれまで以上に皆さんと連携を取りながら、県民の期待と信頼に応えていきたい」と述べ、防犯活動への理解と協力を呼びかけた。
 
また総会の席上では寄付金の贈呈式が行われ、県の防犯協会連合会に寄付金が贈られたほか、共同購買事業振興や社会貢献活動などで組合員ホールを表彰した。

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