（左から）市民安全課の宮澤部長、ハリウッド七光台の楠瀬店長、鈴木市長、ハリウッド関東エリアの中島エリア長、ハリウッド野田の西川店長

中国地方を中心に関東、九州エリアでホールを展開する成通グループは6月30日、千葉県野田市で運営しているハリウッド野田、ハリウッド七光台の2店が、野田市と「災害時における避難場所等の提供に関する協定」を締結した。

この協定は、地震、風水害、その他の災害等が発生し、野田市において被災者の避難時の受け入れ場所等が必要となる場合に、ハリウッド野田、ハリウッド七光台の施設利用などの災害支援について必要な事項を定めたもので、災害に対する備えへの重要性が極めて高まる昨今、以前から有事の際にハリウッドがある事で地域の皆様に少しでも安心して頂きたいという思いから災害支援協定への締結に至った。

野田市の鈴木有市長は「風水害や地震による災害に備え、様々な防災対策を進めているなかで、本日の協定締結により、災害時に株式会社成通様が市内に展開する2店舗の駐車場を避難場所や災害対応拠点（資機材置き場等）として、また、店舗内のトイレをはじめとする設備や備蓄品を提供いただけるようになり、大変心強く、有難いものと思うところでございます。本協定を契機に連携を深め、災害時や災害が発生する恐れがある際には力を合わせて対応をお願いしたいと思います」と謝辞を述べた。

同社では「ハリウッドチェーンは、これまでに全国の15店舗が地域と防災に関する避難所等の協定を結んでおり、豪雨災害時には店舗の立体駐車場を避難場所として開放するなど地域の方に活用されています。ハリウッド野田・七光台においても、この度の災害協定の締結により、さらに地域の皆様方との繋がりを深めていき、野田市と力を合わせ、地域に貢献してまいります」としている。