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経済産業省はこのほど、2022年12月期の特定サービス産業動態統計を発表した。
1日あたり台売上高は11,321円で、全月で前年を上回っており、12月期も同様の結果となった。11月下旬から稼動が始まったスマスロの効果か、2022年で最も良かった1月期に迫っている。
1日あたり台売上高を年間推移で見てみると、2022年は10,944円と、10,441円だった2020年を底にして若干ずつであるが上向いている(ちなみに、2021年は10,579円)。ただし、新型コロナ禍以前で最低値だった2019年でも14,188円であり、2割ほど低い状況だ。低玉貸営業の広がりやプレーヤーの固定化などといった複合的な要因に依るものと推察され、いくつも課題への対応を急ぐ必要があるのかもしれない。
また、1店舗あたりの設置台数は553.6台で過去最高に、逆に1店舗あたり従業員数は23.4人で過去最低だった。つまり、店舗大型化と少人数オペレーションが数値の面からも明らかとなった。各台計数機の導入で玉箱の上げ下げがなくなり、従業員数は減少する傾向にあったが、補給装置もなくなったスマート遊技機専門店では小型店であればワンオペも可能となった。そうした環境下においては、2つの指標は今後も同様の傾向を示すのではないだろうか。
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