2023.12.15

遊技機の取付けスピードと精度を競う「iスポーツ日本シリーズ2023」開催

日本iスポーツ機構は12月9日、都内墨田区のすみだパークプレイスで、iスポーツ大会「日本シリーズ2023」を開催した。

同機構は、2020年12月の設立以来、遊技機の取付けのスピードと精度で競うことを「iスポーツ」とし、その普及に取り組んできた。併せてiスポーツの普及と競技大会の開催を通して、明るく元気な業界発展の一翼を担って行くことを目指している。

参加者は、事前に同機構の「入替検定2級」を取得し、2回目となる同大会には30名が参加した。競技は、島の立て直しをぜずにP⇔PSの変更ができる「チェンジマ!!」に、電動ドライバーや傾斜器を使用して遊技機を設置。傾斜のズレや作業中の道具落下回数などに応じてタイムが加算されるなど、一定のルールに基づいて行われた。

優勝したNEXUSの五十嵐選手(右)と2位になったピーアークの坂本選手

決勝戦に勝ち進んだのは、ピーアーク北綾瀬ピーくんガーデン店の坂本和磨選手とNEXUS株式会社の五十嵐雅和選手。坂本選手は、敗者復活戦から決勝まで上り詰めて2分04秒のタイムを記録したが、五十嵐選手は2分00秒と僅差で勝利し、賞金77万7000円とUSB充電機20台、金の水平器(トロフィー)、坂本選手には、7万円が授与された。

日本iスポーツ機構の田口智義理事長は、「遊技機の入れ替え作業やトラブル対応など、店舗の貢献度が高いスタッフにスポットが当たる機会が少ないと感じていました。このような方々にもスポットが当たる機会を与えるために、培った能力を活かせるiスポーツの普及に取り組んできました。入れ替え作業の知識と貴重な体験が得られること、またそれをスポーツとして全国に広げていければと思います」と述べた。

日本iスポーツ機構では、「日本シリーズ2024」を2024年12月頃に開催する予定になっている。

■参加ホール
・キューデンアネックス
・キング観光
・グランドオータ
・幸チャレ(ヒゲ紳士)
・新宿アラジン
・D’station(Super D’station、NEXUS株式会社)
・ピーアーク
・マルキ松戸
・ミカド

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