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- 2月の型式試験実施状況、じゃん球が1件受理される
保通協とGLI Japanがまとめた2024年2月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前月から3件減の26件となり、適合率は3.3ポイント減の28.6%となった。一方でパチスロ機の適合数も前月3件減の16件となり、適合率は0.2ポイント減の16.8%だった。なお前年同月比では、パチンコは11.1ポイントの良化、パチスロは8.5ポイントの悪化となっている。
機関別に見ると、保通協では、パチンコ機の適合数が前月同数の19件、パチスロ機の適合数は前月より4件減少した11件となった。なお、じゃん球の受理件数が1件あった。一方GLI Japanでは、パチンコ機の適合数は前月より3件減少した7件、パチスロ機の適合数は前月より1件増加した5件だった。
不適合事例として、試射試験の結果が規則で定める値を超えた事例のほか、設計書等審査で「特定の入賞容易状態が入賞が容易となるよう変動しておらず、複数の非入賞容易状態を有することとなり、非入賞容易状態の種類により遊技の結果が異なる性能を有していた。」(パチンコ機)や「役物連続作動装置と入賞に係る条件装置が同時に作動した遊技において、役物連続作動装置と入賞に係る図柄の組合せを同時に表示できる位置で回転停止装置を操作しているにもかかわらず 役物連続作動装置の作動に係る図柄の組合せを表示しない位置で停止する性能を有していた。」(パチスロ機)などが掲載された。遊技機の試験では、「回胴回転装置を作動させるための操作をしてから回転停止装置を作動させることが可能となるまでの間に、回胴に対する照明の明るさを変化させ、図柄をおおむね識別することを阻害する性能を有していた。」や「⼤⼊賞⼝が、おおむね10個を超えて⼊賞する性能を有していた。」(パチンコ機)が掲載されている。また対比照合審査で、「申請書類と試験⽤の遊技機が異なり、対⽐照合が不⼀致であった。(5台中3台)」(パチスロ機)が掲載された。
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