10月のホール企業採用熱、4カ月連続で変化が少ない状況が続く

パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが、ホール企業の採用意欲について毎月まとめている「パチンコホール企業の転職市場状況」によると、2020年10月の採用ニーズは前月から大きな動きはなく、これで4カ月連続して採用ニーズの変化が少ない状況が続いている。同社の滝沢統括マネージャーは「M&Aを中心にグランドオープン案件を控える企業などは攻めの採用を行っているが全体感としてはいまだ様子見の傾向」と述べ「年末年始に向けた増員案件が現段階で非常に少ないことからも採用ニーズが急激に回復する見込みは薄い」としている。

「パチンコホール企業の転職市場状況」はパック・エックスが独自に算出している指標。数値が平均値1よりも高いとパチンコホール企業の求人が多いということになり「採用熱が高い」ことを、平均値1よりも低いと求人が少ないということになり「採用熱が低い」ことを示す。

市場では、各都府県組合の⻘年部による連合会である「全国遊技場青年部連合会」が10月26日、「パチンコホールの換気実証実験」の記者会見を開催した。今回の実験結果をまとめた動画では、店内に人工的にスモークを充満させてホールの換気機能を「見える化」。噴射開始後、充満したスモークは徐々に排気口から排出され、実験開始から10分後にははほとんどなくなるなど店内が換気されていることを立証した。当日は新聞社、テレビ局など一般マスコミも多く取材に訪れWEBメディアなどでも報道されたが、こうした活動を通じてホールの取組みや各店舗が除菌対策を徹底していることなど、正しい情報が認知されることを期待したい。


転職市場の今後について滝沢統括マネージャーは「厚労省が示す有効求人倍率は1.03倍となっているが現場感としてはとっくに1倍を割っている」とし「新型コロナ感染がさらに増加している状況を踏まえると市場の冷え込みは今後も続きそうだ」と話す。そのうえで「失業者、求職者にとって非常に厳しい状況の中、大阪府の緊急雇用対策事業は打開していくための明るい材料のひとつであり当社も参画したが、このような取り組みが各都道府県で行われることに期待したい」と見解を述べている。

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