1月のホール企業採用熱、平均値を下回る0.91ポイント

パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが、ホール企業の採用意欲について毎月まとめている「パチンコホール企業の転職市場状況」によると、2021年1月の採用ニーズは平均値を下回る0.91ポイントであったことがわかった。同社の滝沢統括マネージャーは「1月7日に発令された2回目の緊急事態宣言によって首都圏を中心とした採用ニーズの減少が全体に影響を及ぼした」とし「緊急事態宣言が延長されたため2月も採用ニーズが上がる可能性は低い」と述べたうえで「例年であれば2月、3月は採用ニーズが高まる傾向だが今年は基準値の1.0前後で推移しそうだ」と見解を語った。

「パチンコホール企業の転職市場状況」はパック・エックスが独自に算出している指標。数値が平均値1よりも高いとパチンコホール企業の求人が多いということになり「採用熱が高い」ことを、平均値1よりも低いと求人が少ないということになり「採用熱が低い」ことを示す。
市場では遊技機の型式試験の適合数が低水準で推移している。保通協がまとめた令和2年の型式試験状況によると、年間を通したパチンコ機の適合は294件、パチスロは185件となっており、対前年比でいずれも減少傾向となっている。低迷する型式試験の適合率は、ポテンシャルが低下した規則で市場性のある遊技機づくりを行おうとするメーカーの思惑が反映したものとの見方もあるが、適合率が低いなかで市場性のある遊技機を抱えるには申請数でカバーするしかない。その結果、申請枠の確保を主な目的とした複数ブランドを持つ流れも加速しており、企業間格差が拡大する流れにもなっている。

転職市場の今後について滝沢統括マネージャーは「採用活動するホール企業の中にはコロナに伴う事業改革や業務改善に課題を抱える企業が多く、新規事業の立ち上げ経験者やマネジメント層の人材はよりニーズが高まるだろう」と話す。一方で「市場全体感として求職者の動きが活発化する春先を見越して採用ニーズが高まるのは例年の傾向だが、他業がパチンコ関連の人材を積極的に採りに来ている様子が伺える」とし「ホール企業の人件費削減など人事施策に伴う人材の流動性が高まっているが他業と競合する可能性も高まりそうだ」と警鐘を鳴らしている。

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