2月のホール企業採用熱、前月とほぼ同水準で推移

パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが、ホール企業の採用意欲について毎月まとめている「パチンコホール企業の転職市場状況」によると、2021年2月の採用ニーズは0.92ポイントと前月とほぼ同水準だったことがわかった。同社の滝沢統括マネージャーは「2回目の緊急事態宣言による首都圏ホール企業の採用ニーズの冷え込みが前月から続いており全体数値を押し下げている」と述べる。一方で「求職者の動きが出てきており市場が活発化する条件は整いつつある」とし「ポテンシャル採用、即戦力採用のいずれにしても好機といえるだろう」と状況を語った。

「パチンコホール企業の転職市場状況」はパック・エックスが独自に算出している指標。数値が平均値1よりも高いとパチンコホール企業の求人が多いということになり「採用熱が高い」ことを、平均値1よりも低いと求人が少ないということになり「採用熱が低い」ことを示す。

市場では、鉄道各社の終電繰り上げや新型コロナウイルスの流行を機に、ホール従業員の深夜業務について見直しを図る動きが出ている。ある大手法人では、これまで営業終了後に行っていた作業を翌日に移動したり、IT機器の活用やルール変更などによって作業内容を簡略化することで、深夜業務を大幅に短縮化した事例もある。終電繰り上げの影響から首都圏でも場所によっては11時半頃に終電を迎えてしまうエリアもあることから、従来どおりの業務内容では終電までに帰宅することが難しくなるシチュエーションも考えられるが、こうした取組みは従業員満足や働くモチベーションの向上につながる施策でもあるだけに、大手のみならず多方面に広がることを期待したい。

転職市場の今後について滝沢統括マネージャーは「業務内容の見直し、適正人員の見直しなどウイズコロナに向けた体制整備をするうえで質にこだわる厳選採用が増えているが思うようにいかないという相談も増えている」とし「門戸を常に開けていつでも求職者とコンタクトが取れる状態を整えることをお勧めしたい」と話している。

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