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パチスロ機の不正対策の一環として実施されていたサブ基板の点検交換対象機種に2機種が新たに追加されたことが分かった。追加対象機種となるのは、サミーの「パチスロ獣王 王者の帰還」(型式名・獣王ZS)と大都技研の「吉宗」(型式名・吉宗A3)。全日遊連が10月22日、各都府県方面遊協理事長あてに伝達した。
この2機種については、ホールがデータの異常に気づき、メーカーに確認依頼をしたことから発覚したという。それを受け、日電協から、「目視での発見が困難であることから、当該2機種についてもサブ制御基板交換作業を実施したい」との要請が全日遊連に寄せられていた。
当該2機種は、すでに先行してサブ基板の交換作業が実施されている3メーカー4機種同様、設置中のサブ基板を、物理的な剥離対策が施された「日電協統一点検済シール」が貼付されたサブ基板と交換する。交換作業の開始時期は、「パチスロ獣王 王者の帰還」が来年2月、「吉宗」が今年12月を予定している。
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