日工組が総会、パチンコ新台証紙は前期比約32万枚減となる約207万枚

日工組は5月28日、都内のKKRホテル東京で第54回通常総会を開催した。

事業報告では昨年度の証紙発給枚数が、ぱちんこは前期比約32万枚減となる約207万枚、回胴式が同約15万枚増の約46万枚となったことを報告している。また、総会では「射幸性を抑えた幅のある遊技機の開発」「不正を発見しやすい遊技機の開発」「ECO遊技機の開発促進」「流通履歴の管理徹底」「リサイクルの推進」の5つからなる決議を採択した。

総会後の懇親会冒頭で挨拶した金沢全求理事長は総会で行った決議の5項目を発表したほか、「回ることで大当りへの期待感が持てるうえ、安価に遊べるパチンコ」「将来に向けた幅の広い遊技機の開発」の2点も決議で示した方針に加えたいとの意向を示した。

「回ることで大当りへの期待感が持てるうえ、安価に遊べるパチンコ」は6月から適用されるヘソ賞球1個が可能になる新内規を念頭に置いたもの。大当り確率が1/260より甘く獲得出玉の期待値が6400個以下、あるいはハネ物が対象となるが、金沢理事長は「賞球がいくつでも回らなければファンは打ってはくれない」と現在よりスタート回数を増やすことが新内規の目的であることを強調した。

来賓挨拶では行政から警察庁生活安全局保安課の齋藤康裕課長補佐が臨席し、楠芳伸課長の挨拶を代読。「射幸性の制限に係る内規の改正を行うなど、少ない遊技料金で安心して遊技そのものを楽しんでもらう努力をするなど心強い」と内規の改定を評価し、「今後も業界が一致団結して国民から親しまれる健全な娯楽となるための取り組みを推進することを期待したい。我々も皆様の自主的な活動の状況を踏まえつつ、各種施策を推進していくのでご協力をお願いしたい」とした。

日遊協の庄司孝輝会長は遊技産業活性化委員会について「良い機械を作るのも大事だが、ホールの環境作りも大事。両輪が動いてファンに伝わるものができるので協議を重ねることが大切になるが」との認識を示したほか、プロジェクトの現状について「実のある話ができている。今年具現化して、さらに来年、再来年と裾野が広がる機械を投入していくことで、失った顧客を取り戻していきたい。自ら作り上げることが業界で一番大切なことなので、日工組と協力していきたい」などとするとともに、ECO遊技機を含む遊技機の規則改正についても前向きな認識を示した。

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