日電協総会で新理事長に兼次氏を選出

日電協総会全景日電協は6月14日、都内丸の内のパレスホテル東京で第39回目となる通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で、2期4年理事長を努めた佐野慎一氏が勇退し、新たな理事長に兼次民喜氏を選出した。佐野氏は相談役となる。

筆頭副理事長には、これまで副理事長だった小林友也氏が就き、副理事長には再任となる片田富穂氏と、新たに岩掘和男氏が就任した。また、新たな専務理事として飯島久司氏が着任した。

総会冒頭に退任の挨拶を行った佐野理事長は、この4年間を振り返りながら、パチスロ機における指示機能のあり方について、一定の目処をつけることができた点に安堵の思いを吐露しつつも、「ここまで射幸性が落ちるとは思ってなかった。我々は絶望的な状況に置かれているが、次期理事長を全面的にバックアップして、希望を託していきたい」と現状の打破を後任に委ねる考えを表した。

一方、新たに理事長となった兼次氏は総会後の記者会見で今後の重点課題について言及。「大変な時期に大変な役割を担うことになったが、まずは、低迷している適合率を向上させて、新規則機を市場に提供することに尽きる」と強調するとともに、「行政にも、より突っ込んだスタンスで相談を申し上げられる機会を作っていきたい。業界の商環境を正しく方向転換する一助になるよう努力していきたい」と抱負を語った。

さらに会見では、新台供給台数の目安となる平成30年度の証紙発給枚数が、前年度比18%減となる33万6,305枚となったことが報告されたほか、メダルレス遊技機の実現に向けた積極的な取り組みや、遊技産業の生産性向上を目的に、行政への提言や働きかけを行っていくことなどを事業方針に盛り込んだことが発表された。

このうち、メダルレス遊技機の製品化計画について岩掘副理事長は、「2021年の春ぐらいにはリリースをしたいので、逆算すると今年の年末には、開発できる環境を整えていきたい。今後、警察庁と細かい技術的な詰めを行い、ユニットについては、メダルレス遊技機とパチンコの管理遊技機とで共通して使うことができるものという感じになる」と明らかにした。

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